知的障害者たちの自立支援のためのグループホーム<ひまわり荘>。いっぽん(竹中直人)は娘マコ(貫地谷しほり)を連れてひまわり荘に身を寄せる。みんなで力を合わせて暮らすひまわり荘での毎日は幸せな日々。そんな中で、ひまわり荘の経営が難しくなったり、うーやん(宅間孝行)のことで妹が婚約を破棄されたりと厳しい運命が彼らを待ち受ける。そして、いっぽんにも病気が見つかってしまう…。
こんなに冷たい社会の中でマコをひとりにできないと、苦しむ父が選んだ決断とは…?
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くちづけ
©2013「くちづけ」製作委員会
きみはいい子
©2015「きみはいい子」製作委員会
岡野(高良健吾)は、桜ヶ丘小学校4年2組を受けもつ新米教師。まじめだが優柔不断で、問題に真っ正面から向き合えない性格ゆえか、児童たちはなかなか岡野の言うことをきいてくれず、恋人との仲もあいまいだ。
雅美(尾野真千子)は、夫が海外に単身赴任中のため3歳の娘・あやねとふたり暮らし。ママ友らに見せる笑顔の陰で、雅美は自宅でたびたびあやねに手をあげ、自身も幼い頃親に暴力を振るわれていた過去をもっている。
あきこ(喜多道枝)は、小学校へと続く坂道の家にひとりで暮らす老人。買い物に行ったスーパーでお金を払わずに店を出たことを店員の櫻井(富田靖子)にとがめられ、認知症が始まったのかと不安な日々をすごしている。
とあるひとつの町で、それぞれに暮らす彼らはさまざまな局面で交差しながら、思いがけない「出会い」と「気づき」によって、新たな一歩を踏み出すことになる―。
素敵なダイナマイトスキャンダル
(C)2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会
岡山の田舎町に生まれ育った末井昭(柄本佑)。昭が7歳の時、重い病で医者にも見放された昭の母(尾野真千子)は、隣家のひとり息子とダイナマイトで心中。やがて青年になり上京した末井はエロ雑誌の出版社へと入社し、新感覚の雑誌を創刊する。そこでアラーキーこと荒木経惟に出会い、さらに南伸坊、赤瀬川源平、嵐山光三郎らが集結し、発禁と創刊を繰り返しながら、伝説の雑誌を生み出していく。
博士の愛した数式
©「博士の愛した数式」製作委員会
不慮の交通事故で、天才数学者の博士は記憶がたった80分しかもたない。
何を喋っていいか混乱した時、言葉の代わりに数字を持ち出す。それが、他人と話すために博士が編み出した方法だった。
相手を慈しみ、無償で尽くし、敬いの心を忘れず、常に数字のそばから離れようとはしなかった。
その博士のもとで働くことになった家政婦の杏子と、幼い頃から母親と二人で生きてきた10歳の息子。博士は息子を、ルート(√)と呼んだ。博士が教えてくれた数式の美しさ、キラキラと輝く世界。母子は、純粋に数学を愛する博士に魅せられ、次第に、数式の中に秘められた、美しい言葉の意味を知る―。
映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
(C)2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会
昼間は看護師、夜はガールズバーで働く美香(石橋静河)は漠然とした不安を抱え、誰かに頼ることもできず日常を送っていた。一方、工事現場で日雇い労働をしている慎二(池松壮亮)は、左目がよく見えず、生きることの辛さを感じながらも、前向きに暮らしている。ある日慎二は、一緒に働く智之(松田龍平)らとガールズバーに行き、そこで美香と出会う。それ以降、なぜか偶然にも顔を合わす機会が重なり、生きることに対して同じ思いを持つ二人は、やがて心が通じ合っていく。
南極料理人
(C)2009「南極料理人」製作委員会
南極観測隊に料理人として参加した西村淳のエッセイ「面白南極料理人」を映画化。日本から遠く離れた極寒の地で、西村が作る温かい料理を通じて、次第に隊員達の絆が深まっていく。主演は堺雅人。共演に生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補ら個性派が揃う。
オズランド
笑顔の魔法おしえます。
(C)小森陽一/集英社 (C)2018 映画「オズランド」製作委員会
夢と希望にあふれて、彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美に言い渡されたのは、 系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令だった…!
ふてくされながらも、“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦と 個性的すぎる従業員たちに囲まれる日々を過ごすうち、 少しずつ働くことの楽しさ・やりがいに気づいていく。
小塚に対して、憧れとも恋ともわからない感情を抱きだしたある日、 久瑠美は小塚の秘密を知ってしまう…
働く人なら誰でも共感する悩みを抱えながら、やがて仕事の極意を掴みとる久瑠美の姿に思わず拍手喝采!!
知っているようで知らない“遊園地の舞台裏”を舞台にした、 最高にハッピーな “お仕事エンターテインメント”が誕生 !!!
ボーイ・ソプラノ
ただひとつの歌声
©2014 BOYCHOIR MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. ©Myles Aronowitz 2014
複雑な家庭環境に育ち、トラブルばかり起こしていた少年ステット。学校でもケンカばかりだった彼は、実はたぐいまれな美声の持ち主だった。そんな彼に名門 少年合唱団への入学の話が入る。そこで少年たちの育成を任されているのは、厳しい指導で知られているカーヴェル。彼は若いころに才能を否定され、指導者の 道に入った過去があり、才能がありながらも、無駄にしているステットに対して厳しく接する。楽譜も読めず同級生たちからのいじめに遭いながら、次第に“歌 う”事に魅了されていくステット。そんな時、由緒正しいコンサートでソロを歌うチャンスが与えられる―。
パンドラの匣
(C)2009「パンドラの匣」製作委員会
太宰治の同名青春小説を「パビリオン山椒魚」の冨永昌敬監督が映画化。結核のため出兵することもかなわず太平洋戦争終結を迎えた少年ひばりは「健康道場」と称する風変わりな結核療養所に入所。気まぐれで明るい看護士のマア坊や、美人看護士長の竹さん、個性的な療養患者たちとの日々を通して、次第に生きる活力を取り戻していく。主演は「フレフレ少女」の染谷将太。美人看護師の竹さん役には芥川賞作家で歌手の川上未映子。
天国からのエール
© 2011『天国からのエール』製作委員会
「このスタジオと機材、自由に使っていい。お金はいらない。ただ条件がある。
挨拶をすること。赤点は絶対取らないこと。人の痛みがわかる人間になること---」
沖縄で小さな弁当屋を営む陽(ひかる)は、弁当を買いに来る高校生たちが放課後にバンドの練習をする場所がないことを知り、弁当屋のガレージをスタジオにすることに。陽には、音楽が好きな彼らを支えてやりたいと思う、ある理由があった。ことあるごとに本気で自分たちを叱ってくれる陽を、高校生たちはいつしか“ニイニイ”と呼んで慕い、練習に熱中するのだが、そんなある日、陽が病に倒れて・・・