南極観測隊に料理人として参加した西村淳のエッセイ「面白南極料理人」を映画化。日本から遠く離れた極寒の地で、西村が作る温かい料理を通じて、次第に隊員達の絆が深まっていく。主演は堺雅人。共演に生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補ら個性派が揃う。
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南極料理人
(C)2009「南極料理人」製作委員会
オズランド
笑顔の魔法おしえます。
(C)小森陽一/集英社 (C)2018 映画「オズランド」製作委員会
夢と希望にあふれて、彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美に言い渡されたのは、 系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令だった…!
ふてくされながらも、“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦と 個性的すぎる従業員たちに囲まれる日々を過ごすうち、 少しずつ働くことの楽しさ・やりがいに気づいていく。
小塚に対して、憧れとも恋ともわからない感情を抱きだしたある日、 久瑠美は小塚の秘密を知ってしまう…
働く人なら誰でも共感する悩みを抱えながら、やがて仕事の極意を掴みとる久瑠美の姿に思わず拍手喝采!!
知っているようで知らない“遊園地の舞台裏”を舞台にした、 最高にハッピーな “お仕事エンターテインメント”が誕生 !!!
ボーイ・ソプラノ
ただひとつの歌声
©2014 BOYCHOIR MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. ©Myles Aronowitz 2014
複雑な家庭環境に育ち、トラブルばかり起こしていた少年ステット。学校でもケンカばかりだった彼は、実はたぐいまれな美声の持ち主だった。そんな彼に名門 少年合唱団への入学の話が入る。そこで少年たちの育成を任されているのは、厳しい指導で知られているカーヴェル。彼は若いころに才能を否定され、指導者の 道に入った過去があり、才能がありながらも、無駄にしているステットに対して厳しく接する。楽譜も読めず同級生たちからのいじめに遭いながら、次第に“歌 う”事に魅了されていくステット。そんな時、由緒正しいコンサートでソロを歌うチャンスが与えられる―。
パンドラの匣
(C)2009「パンドラの匣」製作委員会
太宰治の同名青春小説を「パビリオン山椒魚」の冨永昌敬監督が映画化。結核のため出兵することもかなわず太平洋戦争終結を迎えた少年ひばりは「健康道場」と称する風変わりな結核療養所に入所。気まぐれで明るい看護士のマア坊や、美人看護士長の竹さん、個性的な療養患者たちとの日々を通して、次第に生きる活力を取り戻していく。主演は「フレフレ少女」の染谷将太。美人看護師の竹さん役には芥川賞作家で歌手の川上未映子。
天国からのエール
© 2011『天国からのエール』製作委員会
「このスタジオと機材、自由に使っていい。お金はいらない。ただ条件がある。
挨拶をすること。赤点は絶対取らないこと。人の痛みがわかる人間になること---」
沖縄で小さな弁当屋を営む陽(ひかる)は、弁当を買いに来る高校生たちが放課後にバンドの練習をする場所がないことを知り、弁当屋のガレージをスタジオにすることに。陽には、音楽が好きな彼らを支えてやりたいと思う、ある理由があった。ことあるごとに本気で自分たちを叱ってくれる陽を、高校生たちはいつしか“ニイニイ”と呼んで慕い、練習に熱中するのだが、そんなある日、陽が病に倒れて・・・
アンコール!!
©Steel Mill (Marion Distribution) Limited 2012 All Rights Reserved.
ロンドン。無口で気難しいアーサーは、隣近所でも有名なガンコ者で、息子ともギクシャク。唯一、笑顔を見せるのは、最愛の妻マリオンにだけ。
病弱だが陽気なマリオンの趣味は、ロックやポップに挑戦するちょっと変わった合唱団“年金ズ”で歌うこと。ある日、“年金ズ”が国際コンクールのオーディションに出場することに!
しかし、喜ぶマリオンに、なんとガンが再発したという告知がー。 練習に行けないマリオンのたっての頼みで、アーサーは、妻の代わりに渋々合唱団の扉を叩く。
美人なのに恋愛ベタな音楽教師エリザベスや、個性派だらけの仲間との出会いは、アーサーの毎日を思いもよらない方向へ連れて行く・・・。
間近に迫ったコンクール。マリオンがアーサーにどうしても伝えたかったこととは? そして、自分の殻に閉じこもっていた72歳のアーサーを待ち受ける、新たな人生のステージとは―?!
歩いても 歩いても
©2008「歩いても 歩いても」製作委員会
夏の終わり、横山良多は妻と息子を連れて実家を訪れた。開業医だった父とそりのあわない良多は現在失業中のこともあり、ひさびさの帰郷も気が重い。明るい姉の一家も来て、老いた両親の家には久しぶりに笑い声が響く。得意料理をつぎつぎにこしらえる母と、相変わらず家長としての威厳にこだわる父親。ありふれた家族の風景だが、今日は、15年前に亡くなった横山家の長男の命日。何気ない会話の中に、それぞれの思いが沁み出していく……。
おにいちゃんのハナビ
©2010「おにいちゃんのハナビ」製作委員会
白血病を患った華(谷村美月)の療養のため、5年前、須藤一家は東京から新潟県小千谷市片貝町に引っ越してきた。9月9日。毎年、世界一の花火が打ち上げられる“片貝まつり”の日、半年間の入院生活を終えた高校生の華は、19歳の兄・太郎(高良健吾)が自室に引きこもっていることを知る。その夜、来年の自分たちの花火を盛り上げようと気勢をあげる成人会に遭遇した華は、太郎を成人会に参加させようと決意する。乱暴なまでの勢いで家から連れ出した太郎を成人会の集会所に連れていく華だったが、地元育ちでない太郎は入会を断られてしまう。しかし、妹の健気な後押しに勇気付けられた太郎は、新聞配達のアルバイトを始め、新しい生活をスタートさせるのだった。冬も近づいたある日、華の白血病が再発、再び入院生活が始まるが、容態は前回よりも確実に悪化していた。華は、片貝に引っ越してきた5年前、家族4人で見た花火への思いを太郎に告げる。太郎はそんな華の思いを知り、苦労しながらもなんとか成人会への参加を認めてもらう。だが、華の容態はさらに悪化、太郎と母・登茂子(宮崎美子)、父・那昌(大杉漣)は病院に駆けつけるが、家族の思いは届かず、華は帰らぬ人となってしまう……。華の死後、太郎は成人会を辞め、華のために一人で花火をあげるべくアルバイトを増やし、煙火工場の工場長に頼み込んで花火作りを始める。そして9月9日。様々な思いの込められた花火がメッセージの読み上げと共に打ち上がり、メインイベントである成人会の花火で祭りは最高潮に達する。太郎の花火が打ち上がり、赤一色に空が染まった。ひとつふたつと散り逝く花火。最後の火の粉が消えるまで、両親と寄り添いながら太郎はただただ空を見上げているのだった。
アトムとピース 瑠衣子 長崎の祈り
©ソネットエンタテインメント株式会社/株式会社AMATELAS
広島・長崎に原子爆弾が投下されてから71年。
紛争が絶えない世界で核廃絶はいっこうに進まない。
唯一の被爆国であり世界の核廃絶をリードすべきはずの日本は、史上最悪の福島原発事故を起こし、それでも再び原発を動かそうとしている。
「長崎を最後の被爆地に。」
放射能の恐ろしさをいちばん知っていたはずの日本人が、なぜ福島の事故を起こしてしまったのか?
そしてなぜ今も原発にこだわるのか?
長崎の被爆3世の瑠衣子はこの疑問を胸に、原子力の平和利用の現場を旅する。
福島県浪江町では無人の町を歩き、仮設住宅でお年寄りの無念の思いに耳を傾ける。長崎の保養キャンプに招いた子供たちとも再会。放射能の恐怖に怯えながら暮らす親子の姿を目の当たりにする。
青森県六ヶ所村では試験運転中の再処理工場を訪問。地元で反対運動を続ける漁師とも出会う。
旅の終着地はマグロで有名な大間町。全炉心でMOX燃料を使用可能な世界初の大間原発の建設用地にログハウスを建て、持続可能な暮らしを実践するひとりの女性と出会う。
瑠衣子は母校の長崎大学核廃絶研究センターを訪ね、日本が47トンもの大量のプルトニウムを保有している事実を知る。
長崎に落とされた原子爆弾「ファットマン」の原料となった、あのプルトニウムだ。
いったいなぜ?
撮影班は、瑠衣子とは別に日米の政治家や専門家へのインタビューも試みる。
ジャパンハンドラーの異名を持つリチャード・アーミテージ、原発事故時の首相、菅直人、米国の“アトムズ・フォー・ピース”政策を批判し続ける歴史家、ピーター・カズニック、日米原子力交渉を担当した外務官僚・遠藤哲也・・・
やがて瑠衣子は、政治家たちが隠してきた重大な事実を知ることになる。
長崎に生まれた者として、決して許せない事実を・・・
そして、“日本の原子力の父”とも呼ばれるひとりの老人と向き合う。
プルトニウムがつなぐ長崎・福島・青森、そしてアメリカ。
瑠衣子の旅を追ったロードムービー。
詩季織々
(C)「詩季織々」フィルムパートナーズ.
中国の3都市を舞台に、失いたくない大切な思い出を胸に、大人になった若者たちの、過去と今を紡いだ<珠玉の青春アンソロジー>「陽だまりの朝食」「小さなファッションショー」「上海恋」-詩的にして鮮烈な風景描写のもとで描き出された切なくも温かいストーリーは、観る人達の感情を優しく深くゆさぶり、時代や国境を越えて、誰もが共感できる3つの短編からなるオリジナルアニメーションが誕生。