★親ロシア分離派が監督を拘束・殺害 その遺志を継ぎ、
製作チームが完成させたドキュメンタリー
2022年2月、ロシアのウクライナ侵攻は全世界に衝撃を与えた―。ウクライナ東部ドンバス地方のマリウポリは、ロシア軍に侵攻、包囲され、街は廃墟と化した。クヴェダラヴィチウス監督は、侵攻間もない3月に現地入りし、破壊を免れた。教会に避難している数十人の市民らと生活を共にしながら撮影を開始。カメラに収められたのは、死と隣り合わせの悲惨な状況下でも、普通におしゃべりを交わし、助け合い、祈り、料理をし、タバコを吹かし、また次の朝を待つ住民たちの姿だった。だが、現地入りし、取材開始から数日後の3月30日、クヴェダラヴィチウス監督は同地の親ロシア分離派に拘束され、殺害された。助監督だった監督のフィアンセによって撮影済み素材は確保され、遺体とともに帰国。
マリウポリ 7日間の記録
公開 | 2023年 |
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素材 | BD |
- 字幕
時間 | 112分 |
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提供 | オデッサ・エンタテインメント |
監督 | マンタス・クベダラビチウス |
出演 |
© 2022 EXTIMACY FILMS, STUDIO ULJANA KIM, EASY RIDERS FILMS, TWENTY TWENTY VISION
弟は僕のヒーロ―
公開 | 2024年 |
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素材 | BD |
時間 | 102分 |
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提供 | ミモザフィルムズ |
監督 | ステファノ・チパーニ |
出演 | アレッサンドロ・ガスマン、イザベラ・ラゴネーゼ、ロッシ・デ・パルマ |
@COPYRIGHT 2019 PACO CINEMATOGRAFICA S.R.L. NEO ART PRODUCCIONES S.L
イタリア版『ワンダー 君は太陽』!
世界が注目した兄弟のとびきりキュートでパワフル、そして世界中が優しくなれるハートウォーミングストーリー
5歳のジャックは初めてできた弟に大喜び、しかし両親から弟ジョーは「特別」な子だと聞かされる。ジョーがスーパーヒーローだと信じるジャックだが、やがて「特別」の意味を知り、思春期を迎えると弟の存在を隠すようになる。ある日、好きな子を前についてしまった嘘が、家族や友達、町全体を巻き込んで、やがて取り返しのつかない事件となり――。
ダウン症の弟と兄が作った5分のYouTube動画から生まれた、大ベストセラー小説の映画化!
■PG12(小学生以下のお子様が視聴する際、保護者の助言・指導が必要)
ケイコ 目を澄ませて
©2022映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
不安と勇気は背中あわせ。
震える足で前に進む、彼女の瞳に映るもの――。
嘘がつけず愛想笑いが苦手なケイコは、生まれつきの聴覚障害で、両耳とも聞こえない。再開発が進む下町の一角にある小さなボクシングジムで日々鍛錬を重ねる彼女は、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。母からは「いつまで続けるつもりなの?」と心配され、言葉にできない想いが心の中に溜まっていく。「一度、お休みしたいです」と書きとめた会長宛ての手紙を出せずにいたある日、ジムが閉鎖されることを知り、ケイコの心が動き出す――。
エゴイスト
(c) 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分の姿を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔。今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太。惹かれ合った2人は、時に龍太の母も交えながら満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。
しかし2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった…。
■R-15(15歳未満の方の入場・鑑賞が禁止です)
PLAN 75
©2022 『 PLAN 75 』製作委員会 /Urban Factory/Fusee
夫と死別してひとりで慎ましく暮らす、角谷ミチ(倍賞千恵子)は78歳。ある日、高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を突然解雇される。住む場所をも失いそうになった彼女は<プラン75>の申請を検討し始める。一方、市役所の<プラン75>の申請窓口で働くヒロム、死を選んだお年寄りに“その日”が来る直前までサポートするコールセンタースタッフの瑶子(河合優実)は、このシステムの存在に強い疑問を抱いていく。また、フィリピンから単身来日した介護職のマリア(ステファニー・アリアン)は幼い娘の手術費用を稼ぐため、より高給の<プラン75>関連施設に転職。利用者の遺品処理など、複雑な思いを抱えて作業に勤しむ日々を送る。
果たして、<プラン75>に翻弄される人々が最後に見出した答えとは―――。
梅切らぬバカ
公開 | 2021年 |
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素材 | BD/DCP |
- バリアフリー
- 字幕
- ファミリー
- シニア
時間 | 77分 |
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提供 | ハピネットファントム・スタジオ |
監督 | 和島香太郎 |
出演 | 加賀まりこ 塚地武雅 渡辺いっけい |
©2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト
母親と自閉症を抱える息子が、社会の中で生きていく様を温かく誠実に描く本作。山田珠子は、息子・忠男と二人暮らし。毎朝決まった時間に起床して、朝食をとり、決まった時間に家を出る。庭にある梅の木の枝は伸び放題で、隣の里村家からは苦情が届いていた。ある日、グループホームの案内を受けた珠子は、悩んだ末に忠男の入居を決める。しかし、初めて離れて暮らすことになった忠男は環境の変化に戸惑い、ホームを抜け出してしまう。そんな中、珠子は邪魔になる梅の木を切ることを決意するが・・・。
a hope of NAGASAKI
🄫mkdsgn+simple life association2020
今までマスコミなどで被爆体験を話したことがない被爆者の方々の新たな証言※1をドキュメンタリー映画化。
今までも多くのアーカイブが残され、もう語ることができる体験者はいないだろうと言われて久しい中、松本監督が1年を掛けて取材を続け、得た10名の証言を一本の映画として完成させた。
そこから見えてきたものは…
親を亡くす、友達を亡くす、差別や偏見、いじめで苦しむ
ありとあらゆる人間の惨状を経験したにもかかわらず、それらを乗り越えてきたマインドとは…
『恨むことの無意味さ』から平和への思いが語られる
新型コロナウイルス 米中対立 イラン情勢 北朝鮮問題 格差社会
上げればきりがない不安定要素が、世界の緊迫度を高めている現在。
その中で迎える原爆投下から75年、終戦から75年をどう見つめるべきなのかを考えるきっかけになることを祈り、幕を開ける。
わたしはダフネ
公開 | 2021年 |
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素材 | DVD/BD |
時間 | 94分 |
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提供 | ザジフィルムズ |
監督 | フェデリコ・ボンディ |
出演 | カロリーナ・ラスパンティ アントニオ・ピオバネリ |
🄫2019, Vivo film - tutti i diritti riservati
ダフネは快活で社交的なダウン症の女性。スーパーで働きながら、母マリア、父ルイジと平穏に暮らしていた。しかしマリアに突然の死が訪れ生活が一変。年老いたルイジは自分が死んだら娘が独り残されてしまう、と不安に苛まれてふさぎ込んでしまう。ある日、ダフネは、母の生まれた村を訪れてみようと父に提案。その旅は、愛する人の死を乗り越え、お互いを理解し合うための、かけがえのないものになっていく…。
僕が君の耳になる
🄫「僕が君の耳になる」製作委員会
ボーカル&手話パフォーマンスグループ「HAND SIGN」の同名楽曲を映画化し、実話をもとに描いた青春ラブストーリー。路上で弾き語りをしている大学生・純平は、耳が聞こえないろう者の美咲と知り合う。美咲との交流を通して初めて障がい者の世界を知った純平は、同じ時間を過ごすうちに彼女に惹かれていくが……。演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」の織部典成が純平、ろう者のダンサーとして活躍する新人女優・梶本瑞希が美咲を演じる。ニューヨークで映像やアートの制作に携わってきた榎本次郎が長編初メガホンをとった。
ある家族
🄫 映画 ある家族 All Rights Reserved.
家庭環境を失った子どもを里親や児童養護施設職員などが家庭に迎え入れて養育する「ファミリーホーム」。その啓蒙活動の一環として、2020年に朗読劇として上演した作品を映画化したもの。平成20年の児童福祉法改正により、小規模住居児童養育事業として実施されたファミリーホーム。一ノ瀬泰と陽子夫妻と娘の茜は、養育者としてホームを経営し、家庭環境を失った子どもたちと共に暮らしている。育児放棄、いじめ、虐待、障害、就活苦などさまざまな問題を抱える子どもたちを迎え入れ、家族として共に日々を送っていた。しかし、ある思いがけない事情により、一ノ瀬ホームの終焉が静かに近づいていく
瞽女 GOZE
🄫2020映画 瞽女 GOZE制作委員会
生後3ヶ月で失明したハルは2歳のとき父と死別。盲目の為に7歳で瞽女になる、それまでは優しい母であったトメは、瞽女になった時から心を鬼にしてハルを厳しく躾ける。それは、母親が子を思う愛情の深さだった。その母親の優しさを気がつかないまま8歳でフジ親方と共に初めて巡業の旅に出る。その年、病が悪化してトメはこの世を去る。死別の際、ハルは自分を虐めた鬼である母親に涙一つ流さなかった。
苛酷な瞽女人生の中で、ハルは意地悪なフジ親方からは瞽女として生き抜く力を、サワ親方からは瞽女の心を授かるのである。ハルは言う「いい人と歩けば祭り、悪い人と歩けば修行」と・・・・
こうして様々な困難を経て親方になったハルは初めて幼い弟子ハナヨを向かい入れる、何も知らないハナヨを瞽女として生きていける様にとハルは厳しく躾をした時、自分が幼い頃母から鬼の様に厳しく躾けられる姿が走馬灯のように浮かび上がる。
その時、ハルは自分を愛してくれた母親トメの慈愛の深さを知る「カカさ・・・あり~がと・・・」
ハルは母に感謝の涙を流すのであった。そしてその時はじめて母の真実の愛を知る。
こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
(C)2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
北海道札幌市。鹿野靖明(大泉洋)は幼い頃より難病の筋ジストロフィーを患い、34歳になる今では体で動かせるのが首と手だけ。24時間365日だれかの介助がないと生きていけない体にも関わらず、医師の反対を押し切って病院を飛び出し、市内のケア付き住宅で自ら集めた大勢のボラ(ボランティアの略称)に囲まれ、自立生活を送っている。わがままで、ずうずうしくて、ほれっぽくて、よくしゃべって…!夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出したりする自由すぎる男・鹿野を介助するボラは、彼と付き合いの長いベテランから、新人の大学生まで人さまざま。その一人、医大生の田中(三浦春馬)はいつも鹿野に振り回される日々。ある日たまたま鹿野宅を訪れた田中の恋人・美咲(高畑充希)まで新人ボラに勘違いされてしまう。おまけに鹿野は美咲に一目惚れしてしまい、田中は彼の代わりに愛の告白まで頼まれる始末…!最初は戸惑う美咲だが、鹿野やボラたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。ところが鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう…。